北村森さん(富山県生まれ、商品ジャーナリスト、元「日経トレンディ」編集長)の著書を読みました!

 

まえがき

仕事で有能な人は、行きつけのお店から愛されている。

オフィスを離れたふとした時間のなかでこそ、その人の実力があらわになりやすい。

 

第一章「場」と「振る舞い」

ルールは自分のため・・・恥をかくか、かかないか。

マナーは人のため・・・いいマナーは、店の人といい関係を結び、周りの人を楽しませる。結果として自分を光らせる

 

☆最も基本のマナー

①出されたものをすぐ食べること。

(同席のペースを配慮しながら)

②混み合っている時は席を譲る。席を詰める。

③予約の定刻ちょうどに訪問する。

 

ホテルは社業・・・サービスに一定のラインがある。

旅館や料理屋は家業・・・一軒ごとの流儀がある。自分に合うかどうかなので、点数では測れない。

 

第二章「スマート」な振る舞い

①引き戸は右から開ける。

②座敷での会食がある前に、靴下を履き替える。

③器を傷つけないように、腕時計や装飾品を外す。

→ 想像力をはたらかせることができるか。

④うんちくや符丁(ふちょう:業界用語のこと)は、知っていても口に出さない。

 

第三章「いい店」

☆予約の時に可能な限りの情報を伝えるとよい。

重要な接待では、直接店を訪れて打ち合わせをする。

 

☆波長の合う店が見つかったら、一年間訪れ続ける。

季節感を目と舌で感じ取ることができる。

 

いい店には2種類ある。

①お客が実力不足でも、店側が気を遣ってくれていい時間を送らせてくれる店。

②ものを知っているお客にとっては、とても気持ちよく過ごせる店。

 

☆一人で過ごせる「無所属の時間」をもつ。

 

第四章「接待術」

☆産地をしつこく聞くのは無粋。

☆フランス料理では女性を立てるが、日本料理では逆。

☆店側は、細かな作法より、美味しそうに食べているかを見ている。

☆気持ちのよい奢られ方をする。

「また、この人を誘いたいな」と感じさせる時間にする。

 

第五章「店と対話」

仕事ができる人

→ 相手との呼吸を合わせるのがうまい人

→ 店での所作が美しい人

 

☆客が店を育て、店が客を育てる。

「必要な場面で、必要なことを言い、余計なことは言わない」というサービス。

 

心づけは「振る舞う楽しさを味わうためのもの」

「サービス料を払っているのに、心づけを渡すのはもったいない」と思うなら、渡す必要はない。

→ 「格好のいい仕草を体得したい」と思うなら、渡せばよい。

 

☆去り際の立ち振る舞いまで、気を抜かない。

店を出たら、道の角を曲がるときに振り返って一礼する。

 

まとめ

いいマナーは、店の人といい関係を結び、周りの人を楽しませる。結果として自分を光らせる。

数々の名店を訪れている北村森さんも、数多くの赤っ恥をかいてきたそうです。

仕事でも店でも、想像力をはたらかせ、呼吸と間合いを身に付けていきたいです。

 

仕事ができる人は店での「所作」も美しい 一流とつき合うための41のヒント
北村 森
朝日新聞出版 (2015-05-20)
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