2月22日(ねこの日)に、有川浩さんの「旅猫レポート」を読みました!

 

登場人物

宮脇 悟(ミヤワキ サトル)

子どもの頃に、ハチという猫を飼っていた。

小学校6年生のときに両親を事故で亡くし、おばに引き取られる。

今は、ハチにそっくりのナナという猫飼っている。

 

ナナ

しっぽが数字の7の形に曲がっている猫。

車にはねられて足を折ったときにサトルに助けられ、一緒に暮らすことになる。

 

澤田 幸介(サワダ コースケ)

サトルの小学校のときの同級生。

サトルと一緒に、段ボールに入ったハチを見つける。

家で猫を飼うことを許してもらうため、家出をしたことがある。

 

吉峰 大吾(ヨシミネ ダイゴ)

サトルの中学校のときの同級生。

両親の仕事が忙しいため、祖母と暮らしている。

同情されるのが一番嫌い。

 

杉 修介(スギ シュウスケ)と 千佳子(チカコ)

サトルの高校のときの同級生。

夫婦でペット可のペンションを経営している。

スギは、サトルにコンプレックスを感じている。

 

法子(ノリコ)

サトルのおば。

サトルが12歳のときから、同居している。

言葉に気遣いがないと言われ、「あのとき、あんなことを言わなければよかった」と後悔をすることが多い。

 

ストーリー

ある事情で猫を飼えなくなったサトルが、ナナを引き取ってくれる人を探して、旅に出ます。

新しい飼い主を探しながらも、見合いがつぶれるたびにサトルはホッとしてナナを連れて帰ります。

 

ナナの目線から、旅のレポートが語られます。

「サトルが僕を飼えなくなっても、僕は何も失わないんだ。

ナナって名前と、サトルと暮らした五年を得ただけなんだ。

それはサトルに出会わなかったら、絶対に手に入らなかったんだ。」

 

まとめ

猫との別れを経験したことがある人なら、サトルの辛さが分かると思います。

 

「死んだ猫は、ちゃんと悲しまないと片付かないんだよ。

ここで間に合わなかったってうじうじすねてないで、ちゃんと悲しんでおいでよ。

間に合わなかったけど会いにこようとしてたんだよって言っておいでよ。

宮脇がちゃんと片付けてあげないと、猫だって心配で浮かばれないよ」

 

自分の猫が死んだとき、悲しすぎて家族以外の人に言えなかったけれど、思い切り落ち込んでちゃんと悲しんでいたら、悔やむことが少なくなっていたかもしれません。

 

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