ハートカウンセラーのkokkoさん(阿部文歌さん)の「もっと自分を活かして生きやすく ~あなたはあなたのままでいい~」のお話と、著書「親毒~なぜこんなに生きづらいのか~」で、心に残ったところをまとめました!
kokkoさん(阿部文歌さん)について
kokkoさんは、母親から「あなたの眼は、魚が死んだような眼で気持ちが悪い。あなたみたいな子が少年犯罪に走り、鑑別所に入ったりするんだろうね」と言われ、とてもショックを受けたことがあるそうです。
(そのころは、小学生でいじめを受けていることを親にバレないように必死で隠していたとのこと。)
その後、ハンバーグのCMの「kokkoちゃん」に似ている!と同級生に言われたことがきっかけで可愛いあだ名で呼ばれ、人生が変わったそうです。
人生とは遊園地のようなもの
遊園地に来る=生まれたとき
遊園地から帰る=死ぬとき と考えてみる。
ジェットコースターのような絶叫系に乗って楽しむのか、メリーゴーランドのようなほんわか系で楽しむのか。
もしくは、何も乗らずにのんびり過ごすのか。
どう楽しむかは自分次第。
※一緒に行った人につられて、本当に自分の乗りたいアトラクションと違うものに乗っていないか?
(人に誘われて乗ってみて、楽しめるのならそれはOK。)
※ 親の目線から子どもの人生を見ると・・・
親は、遊園地のガイドブックの役目をすることができる。
でも、どこに行くかを選ぶのは子ども自身。
いまでも「認められたい」自分
大人になり、自分が親になった後でも心が母親に支配されていないか?
(親が死んだ後でも、苦しんでいる人もいる。)
自分に自信がないまま大人になると、本当は他人に褒められ認められたいはずなのに、褒め言葉を上手に受け取ることができなくなる。
もっとがんばらないと、もっと努力しないと、と自分を追い込んでしまう。
自分の感情は自分で選べる
そもそも、記憶は当てにならないもの。
→ 子どもの目線と子どもの頭で、勘違いして記憶している可能性がある。
→ 「親にダメだと言われる自分」という思い込みで、記憶を作り上げてしまっているのかもしれない。
「許せない」「あんな親にはなりたくない」という思いにとらわれるのはよくない。
「そう思う自分はヒドイ人間だ」「親不幸だ」と自分を責めることをしない。
知らぬ間に植えつけられる親の毒
「あなたのためだから」と、怒りを正当化していないか?
怒られている内容よりも、「悪い子のぼくをいつも叱ってくれてありがとう」
→「自分は悪い子」という罪悪感が、子どもの心に毒となって植えつけられてしまう。
親の身勝手な怒りや不安、恐れ、失望を子どもに向けてしまうと、子どもの自己肯定感が低くなる。
正しい子育てより楽しい子育て
子どもに「問題」があると、必ずといっていいほど「親はどうしているんだ」という非難の目が向けられる。
しかし、子どもの評価=親の評価ではない。
まとめ
まず、自分自身が親から毒を植えつけられていないか振り返る。
傷ついている過去の幼い自分を、今の自分が「あなたはあなたのままでいいんだよ」と、優しく包み込む。
自分の名前を好きになることが、自己肯定感につながる。
そして、自分の人生を活き活きと生きることが、子どもの人生に良い影響を与える。
「おもしろき こともなき世をおもしろく すみなすものは心なりけり」
どうせ遊園地に来たのなら、時間が許す限り後悔のないように、楽しみたいと思います。
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