最勝寺さんで「行鉢(ぎょうはつ)」を体験させていただき、初体験ならではの気付きと学びをまとめました!
「食べる禅 行鉢」について、詳しくはこちら

・音を立てずに噛んだり飲んだりすることは、思っていた以上に難しい。
(普段は、テレビや人の声にまぎれていて、自分が立てる音に鈍感になっている。)
・カチャカチャ音を立てないようにすると、自然と器や箸を丁寧に扱うようになる。

・食べ物を口に入れたら、一度箸を置いてしっかり味わう。
・噛む音が出ないように、歯でじわっと噛みしめると、素材のしぼり汁の味を感じることができる。
・かたさや柔らかさも味のうちである。

作法

・渡し箸など、普段なら絶対にしないような作法もある。
(渡し箸は、給仕をしてくださる方への合図の役目)
・無言の手の動きで、意思を伝える。
・器の片付け方や布巾の縛り方などの流れるような美しい所作は、無駄のない合理的な動きである。
・そーっと動くのではなく、きびきびと音を立てないように動く。そのためには体幹とひざの使い方が大事。

・漆の手触りと口当たりはすべすべして、とても気持ちが良い。

・自分が食べられる量だけをもらう。
・他の生き物へ施す生飯(さば)は7粒以下という目安があるが、お米を粒で数えたことがないので、量の加減が難しい。

時間

・ひと口ひと口を味わい過ぎて、食べるのにとても時間がかかった。
(満足感があるので、ダイエットになりそう)
・自分の世界に入り過ぎると、周りの方と食べ終わるタイミングを合わせるのが難しい。
(自分のペースで食べることは、自分勝手につながる)
・食べることや手順に集中していると、あっという間に時間が過ぎる。
(慣れてしまって、別の思いが頭に浮かぶのは良くない)

その他

・自分の食べ方のくせ(左の歯ばかりで噛んでいる)に気付くことができた。

まとめ

浅い気付きばかりですが、二度繰り返せない初体験の今だからこそ感じたことを書き留めておこうと思いました。
心がおだやかになる「食べる禅」には程遠い体験でしたが、まずは音を立てずに食べる練習をして、二度目三度目の行鉢ではまた別の気付きや学びを得たいと思います。