住野よるさんのデビュー作『君の膵臓をたべたい』は、人付き合いが苦手な少年と病をもつ少女の話でした。

新作『また、同じ夢を見ていた』は、優しく正しく賢いゆえに同年代の友達がいない少女が主人公です。

 

人生とは、幸せとは

人生は、給食みたいなものだもの。

好きなものがない時でも、それなりに楽しまなくちゃ。」(38P)

 

人生とは、冷蔵庫の中身みたいなものだもの。

嫌いなピーマンのことは忘れても、大好きなケーキのことは絶対に忘れないの。」(51P)

 

幸せとは、誰かのことを真剣に考えられるということだ。

諦めてたんだなぁ、私は。ずっとなかったから分かった。人は誰かのことを真剣に考えると、こんなにも心が満たされるんだって。」(162~163P)

 

人生は、プリンと一緒だ。

苦いところがあるかもしれない。でも、その器には甘い幸せな時間がいっぱい詰まっている。」(182P)

 

僕の幸せは・・・僕の絵を好きだって言ってくれる友達が、隣の席に座っていることです。」(215P)

 

人生とは、オセロみたいなものですね。

たった一枚の白で、私の黒い気持ちは一気に裏返るのよ。」(216P)

 

まとめ

優しくて、正しくて、賢くても、人生がうまくいくとは限りません。(子どもの世界は特に)

でも、「オセロみたいにたった一枚の白で、黒い気持ちが一気に裏返るかもしれない」と、自分を俯瞰することができれば、少し軽やかな気持ちになれるのではないでしょうか。

 

また、同じ夢を見ていた

また、同じ夢を見ていた

posted with amazlet at 16.08.15
住野 よる
双葉社
売り上げランキング: 1,072
君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

posted with amazlet at 16.08.15
住野 よる
双葉社
売り上げランキング: 280